日本橋髙島屋の3人展は延期となりました

5月12日から開催予定だった日本橋髙島屋での3人展。
どうするかの判断は、私達3人に委ねられました。

少々長い文章ですが、お読みいただけると幸いです。

意味のわからない、百貨店への都の休業要請延長。
そんな中、百貨店は、食料品売り場以外にも、生活必需品としての営業フロアを少しでも拡大するとのこと。
結論から言うと、私達の展覧会場所である本館7Fは、営業を再開するとのことで、開催できることはできる、ということでした。

がしかし、
・この状況なので、髙島屋さんサイドでは積極的な宣伝などはできない
・7Fの他のテナントさんが、どの程度営業を再開するのかわからない
・5月9日の時点で、本館の営業時間は18:00までになっているが、これが何時までになる予定か未定
・世間的に、百貨店は休業という認識になってしまっている
・美術サロン・工芸サロンは休業

このような決定・予測事項において、お客様がいらっしゃるかどうかという観点で見ると、それはあまり望めず、だったらやる意味がないのではないか、ということで、「延期」という選択。

しかし、この展覧会は元々昨年の5月に予定していたものであり、すでに1年延期しています。
そして、睡眠時間を削り、数ヶ月間休みなく制作・準備してきたこと、このためにご協力くださっている方々がいること。
さらに、行き当たりばったりの緊急事態宣言が出され、開催できるのかどうかわからない状況の中、テンションを上げ上げにしないとモチベーションなんて到底保てず、結果、テンション上げすぎて勢いが止まらなくなり…(笑)
「開催する」という選択は、この「気持ち」という部分1点のみ。
でも、これが非常に大きかったのです。

また、下半期(9~2月)に延期になった場合、その頃の感染状況が何も見えない=本当にオリンピックを開催するつもりなら、相変わらず水際対策が杜撰で、ワクチン接種が進む気配もない国で、オリンピック後に感染者がどれだけ増えてしまうのかということも懸念材料の一つ。
さらには3人とも、下半期は他の展覧会の予定も入っている。
こんな観点からは、今?いつ?今?いつ?のような、迷走状態に。

決定打の一つとして、営業時間が18:00までということなら延期してもらおう、という話になり、連絡をしたところ、担当の方から来た答えが、
通常通りの営業時間(10:30~19:30)となるが、都の強い要請があれば、「白紙になる可能性もある。」最終決定は、10日夕方とのこと。
え~、10日には作品発送しなきゃですよ~。
そして、お客様云々の問題としては、そもそも作家自身のお客様においでいただけるかどうかということもある。

ますます決められなくなりましたが、そんな前日に白紙になるとか勘弁して欲しいし、冷静に客観的に考えてみても、やはり「延期」という選択がベターなのではという結論に至りました。

自分達でも、こんなにギリギリまでどうなるのかわからないなんて思いもよらず、悔しい気持ちでいっぱいです。
楽しみにしてくださっていた方もおり、誠に申し訳ない次第ですが、次回こそはリベンジ+大爆発させてみせます。

政府や自治体は、こんな思いをしている市井の人間のことなど、どうでも良いのでしょうね。
でも、このような悔しい思いをしている人間がどれだけいることか、ということを少しでもお話ししたくて、このような長い文章になってしまったことお許しください。

怒り・悲しみ・不安などといった感情はもはやなく、私ってこんなにストイックだったっけ?というくらいの日々を過ごしてきましたが、なかなかのスリリングな状況を楽しみました~、くらいな懐の深い発言はまだできず、アラフィフおババ、まだまだ無我の境地には至れないな~、といった感じです。

あーあ、今年の誕生日も緊急事態中だし、何かいいことないかな~。←この発言がすでに無我の境地には至れない、そんな40代最後です。